◇慣用表現分の基本


繁栄・健康を喜ぶことば
@+A+B+C+D+Eの組み合わせ
@○○(名前)様・皆様・皆々様・御一同様・ご尊家ご一同様
Aには・におかれましては
Bますます(益々)・いよいよ・相変わらず
Cお元気でお過ごしの・ご健勝の・ご活躍の・ご清祥の・ご清栄の・ご壮健の・ご繁栄の
Dことと(事と)・由
E存じます・お喜(慶)び申し上げます・心よりお喜(慶)び申し上げます・何よりと存じます・大慶に存じます
厚誼・指導への感謝のことば
@+A+B+C+D+Eの組み合わせ
@平素は・いつも・日頃は・この度は・先日は・先般・今般・過般
A格別の・過分な・多大な・一方ならぬ・いろいろと・身に余る
Bご高誼・ご厚情・ご高配・ご指導・ご愛顧・ご芳情・ご協力・ご支援・お引立て・お力添え・お心遣い・お世話
Cを賜り・に預かり・を戴(頂)き
D心から・厚く・中心より
[D別例] 誠に・本当に
E感謝申し上げます・お礼(御礼)申し上げます・感謝いたします・深謝申し上げます
[E別例] 有難うございます・有難うございました・有難く存じます
ご無沙汰を詫びることば
@+A+B+C+Dの組み合わせ
@その後○○以来すっかり(長らく or 久しく)・日ごろは・いつも
Aご無沙汰
Bいたしまして・ばかりで・をしており・続きで
C大変・誠に
[C別例] 心から・心より
D申し訳ございません・申し訳なく存じます・恐縮に存じます
[D別例] お詫び致します・お詫び申し上げます
今後の指導・厚誼を願うことば
@+A+B+C+D+Eの組み合わせ
@今後とも・これからも
A何卒・どうぞ・どうか
B一層の・倍旧の・変わらぬ・末永く・引き続き・旧に倍する
Cご厚誼・ご交誼・ご高配・ご鞭撻・ご指導・ご愛顧・ご教示・ご助力・お導き・お引立て・お力添え・お見守り
Dくださいますよう・を賜りますよう・を賜りたく・いただきたく・の程
E心からお願い申し上げます・よろしくお願いいたします・伏してお願い申し上げます・お願い申し上げます・お願い致します
健康や繁栄を願うことば
@+A+B+C+Dの組み合わせ
@末筆ながら・○○の折・○○のみぎり・時節柄
A皆様・あなた様・貴家・○○様
Bの益々の・のより一層の・には
Cご発展を・ご繁栄を・ご活躍を・ご健勝を・ご多幸を・ご隆盛を・ご自愛の程・お健やかに(お元気で)お過ごし下さいますよう
D心からお祈りいたします・お祈り申し上げます・祈念いたします
主文を要約したことば
@+A+B+C+Dの組み合わせ
@まずは
A取り急ぎ・右略儀乍ら
B書中を以って・書面にて
Cご案内・ご通知・ご報告・ご挨拶・お祝い・お願い・お知らせ・お詫び・御礼
Dまで・申し上げます・いたします

◇頭語と結語


一般的な手紙
頭語
・・・・ 拝啓・啓上・一筆啓上・一筆申し上げます
結語・・・・ 敬具・かしこ

儀礼的な手紙
頭語・・・・謹啓・謹呈・恭敬・謹んで申し上げます
結語・・・・敬白・謹白・謹言・かしこ

前文を省略する手紙
頭語
・・・・前略・冠省・略啓・前文失礼いたします・前文ごめんください
結語・・・・草々・不一・不尽・かしこ

急用の手紙
頭語
・・・・急啓・急呈・急白・取り急ぎ申し上げます
結語・・・・草々・不備・かしこ

返信の場合
頭語
・・・・拝復・啓復・謹答・謹復
結語・・・・敬具・拝答・かしこ

再信の場合
頭語
・・・・再啓・再呈・追啓・重ねて申し上げます
結語・・・・敬具・再拝・かしこ

頭語の意味要約
拝啓・・・・頭を下げて申し上げます
謹啓・・・・謹んで申し上げます
恭敬・・・・うやうやしく襟を正して申し上げます
前略、冠省・・・・前文を省略させていただきます
急啓、急呈・・・・取り急ぎ申し上げます

結語の意味要約

敬具・・・・敬って申し上げました
敬白、謹言・・・・謹んで申し上げました
草々・・・・走り書きで失礼しました
不一、不尽・・・・十分に意を尽くしていません


◇慣用表現分における句読点

句読点 慣用表現文では、基本的に句読点は使用しません。
句読点は、江戸時代当たりから頻繁に使用されるようになったと言われています。
江戸時代には、上流階級以外の下級の庶民にも学問、文学が広く浸透したと言われています。
江戸時代が、庶民の文化と言われている所以です。
江戸時代には、立身出世の術として剣術を極めるか、或いは学術を極めるかの二つの選択肢がありました。
時代的に平和な時代であったため、多くの人々が将来のために学問を学びました。
新聞の前身である瓦版や様々な文化がこの時代に開花しています。
庶民が広く書物を読むようになると、比較的読解能力の低い人には文章表現が難しく読解することが困難であることから、より読みやすくするために、句読点が導入されたと言われています。
なぜ、慣用表現分には、句読点を使用しないのか?というのは、句読点自体が本来、読み書きの補助をするための物であるため、定型の挨拶文などの慣用表現文に句読点を入れることは、相手を見下すという意味が込められると言われているためです。
なお、複雑な文章を作る場合、敢えて句読点を入れずに文章を構成する必要は、ないと思われます。
あくまでも、簡素な儀礼的な文章に適用されます。

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